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「捨てる土」を生かす!リフォーム工事のコストを抑えるコツ【雑誌掲載】

エクステリア&ガーデン2017年春号掲載記事_I様邸_002

ブティック社から出版されている【エクステリア&ガーデン2017春号】にエクスライフの施工例と
プランナー三井勇樹のコラムが掲載されました。

I様邸のお宅は山瀬の高台に建つ、南向きで非常に日当たりが良いお宅。
雨が降ると山からの水も流れてくる。水はけが悪いという環境でした。

I様からのご要望は3つ。

1.洗濯干し場にも使えるテラスが欲しい
2.水はけの改善をしてほしい
3.畑中心の庭から現代風の子供たちも遊べる庭にしてほしい

敷地が広く、土壌改良を行うには立地条件、費用共に難しい状態でしたので、
見た目、利便性を考慮してコストバランスを考えた提案を行いました。

先代から譲り受けた畑と庭ですが、
水はけが悪く広々した庭を生かしきれず悩んでいらっしゃいました。
高台に立つ住宅で、お庭まで車両の進入も困難だった為、既存の樹木や草花を生かしたコストの掛からないプランを考え、
新世代の住まいに相応しい芝庭へとリフォームしました。
水路となる部分は大小の砕石を敷き、川の流れを表現するようなイメージで計画しました。
エクステリア&ガーデン2017年春号掲載記事_I様邸_001エクステリア&ガーデン2017年春号掲載記事_I様邸_002

今回の現場で注目するべきポイントは・・・ズバリ!
「捨てる土」を生かす計画です。

既存の地形を生かして、植木の根元を中心に各所に盛土を施しながら水勾配もつくっていきました。
残土処分を行わず土を敷地内で再利用するができているので、経済的にも貢献する施工法です。

水路を兼用したした石の流れは、川下に行くほど石が小さくなるという演出も行っています。
また石材はブランド石ではなく近くの山の砕石を採用しているので、思った以上に低コストにて仕上げる事ができています。

あえて植込みスペースを2か所に区切る事で連作障害等も考えた菜園計画を進める事ができます。
芝生も良い時期に植えると1か月も立たないうちに写真のようにきれいな緑色になります。

 

■ 雑誌掲載の施工例はこちら

 

 

 

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