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駐車場・アプローチにコンクリート・砕石敷が嫌な方に是非おすすめ!!

工事部長をしている遠藤です。

今回ブログでご紹介させていただくものは、
マット(MAT)というメーカーが提唱しているスタンプコンクリートという工法です。
現在工事を行っているM様邸の外構工事の作業の中の一つに、
スタンプコンクリートの工程があるので、ここで具体的な紹介をさせて頂きます。

今回のM様邸ではアプローチ兼駐車場としても両方兼ね備えたデザインとなっております。

では図面のほうを見てください。

駐車場の箇所だけではなくスタンプコンクリートの所も、車が駐車できるようになっています。
これなら来客の方が車で来られても安心ですよね。
今回はスタンプコンクリートをメインに説明しますが、その前に!
門柱にも注目してください!!
今回は門柱のデザインにもこだわっています。
門柱の天端がアールになっているだけではなく面もアールにしてるんです!!
これって職人さんならわかると思いますけど、大変ですよね。。。(笑)
これを見て皆様が業者の視点に少しでも近づけて見てもらえたら幸いです。
では3D門柱を見てください。

 
こんな感じです。 まだ完成してないので途中経過でごめんなさい。

では話を本題に移しましょう!
スタンプコンクリートとは作業工程だけで言えば、
コンクリート仕上げより何倍も作業工程があります。
じゃあなんでそんなことするの?って思うかもしれません・・・
それは。。。
仕上がりが本物と変わらないくらいの出来上がりで、綺麗なんです!
タイヤ痕なんかも付きにくくなります。

まずは普通のコンクリートと変わらない打設です。
 
余談ですが、この長い柄のトンボ、、、めちゃくちゃ便利いいですよ!
職人さんで気になった方は是非ご質問してください。

そしてコンクリートを均したら次は色をつけていきます。
 
この粉を上から振りかけては均してという作業を3~5回繰り返すんです。
これだけでも左官の人は、うぅ・・・って思うかもしれませんね(笑)

そして色がついたらいよいよ名前の通りのスタンプをしていきます。
ですがその前にリリーサーというオイルを満遍なくかけないとダメなんです。
リリーサーの役目は、深い溝にオイルが入る事で陰影の濃淡をよりはっきりと見せる効果があります。
 
とこんな写真のように模様がついたマットの上にあがり、ハンマーみたいなもので叩いて、
コンクリートに模様をつけていきます。
これがなかなかの重労働なんです(笑)
夏場は本当に大変です。。。

これがその日の出来上がりです。
まだまだ工程は続きますよ(笑)
1日置いて少し乾いたら全体を洗いながら余分なオイルを落としていきます。
せっかくしたのにと思うかもしれませんが、まぁ洗浄後の写真を見てください。

わかります?

奥が洗浄あと手前が洗浄前・・・濃淡がよりはっきりと出てきます。
そして出来上がりが・・・・
 
こんな感じになります。

さらにもう3工程あります。
スタンプコンクリートの上に、
コーティング剤みたいなものを3回塗ります。
スタンプコンクリートの模様によっては、プラス2工程くらい増える場合もあります。

コンクリート仕上げやコンクリートの洗い出しに比べたら、
工程はたくさんありますが、仕上がりは格段に綺麗で高級感も出ます。
MATスタンプコンクリートは、認定登録施工店という制度を設けていて、
技術研修等を受けた施工店でしか、施工は難しいといえます。

今後もし近所でスタンプコンクリートをするような機会がありましたら、
是非見学にお越しください!!

    

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